好きなように育てる

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ミネソタに来て、1年7ヵ月。

当初、英語の「え」の字も分からなかった4歳の息子。

5歳になり、日々の学校生活(キンダーガーテン)を送るうちに、少しづつ英語が出てくる様になりました。

毎日泣きながらプリスクールに通っていた日々。

今でも、

「ランチの時間に会いに来てほしい」

と、泣きそうな顔でお願いをしてきます。

9月から新学期が始まり、2か月間は毎日ランチの時間に付き添いをしていました。(息子の学校では、家族がランチ時に来て一緒に食事をすることが許可されています)

言葉が分からず、お友達が話しかけてくれるのにコミュニケーションが取れない、

授業についていけない

ママがいない…

そんな不安な気持ちが急にあふれ出て大泣きし、毎日学校から電話がありました。

私は、子供なら環境も言葉もすぐに慣れるものだと思い込んでいました。

だから、家では泣いていても、学校に行けば楽しくやっているだろう…。そう思っていたのです。

そんな軽い気持ちで、ランチ前にこっそり、授業の様子を見に行ったことがありました。

先生が本を読んでいる最中、息子は、今にも泣きだしそうな顔で、涙をぐっとこらえていました。

けれど、次第に顔がぐちゃぐちゃになり、声をあげて泣き始めたのです。

私はその時の表情を、今でも忘れることができません。

忘れてはいけない、そう思っています。

小さな心臓で、一生懸命がんばっていたんだ…

今までとは全く違う環境の中で、7時間も…

環境に慣れるという事は、大人もそうですが子供だって大変です。

ひとり、ひとり、性格によって、環境にすぐ馴染む子もいれば、時間がかかる子もいます。

息子の場合は、泣くことで自己表現していましたが、ぐっと我慢する子だっていると思います。

私にはどうしてやることもできない。

言葉も、知恵も、息子自身が勉強や体験を通して習得していくものだから。

毎朝、学校に行く前に

「毎日学校に行くだけでも、すごいことだよ!」

「英語が分からなくても、何もできなくてもいいんだよ。みんなの真似っこしてればいいよ」

そんな事しか言ってあげられず、もどかしさがありました。

一時は「子供 登園拒否」

「子供 駐在 英語」

そんな言葉をネット検索してみたり、

同じ体験をしているママ友達から話を聞いたり、毎日付き添う事が息子にとって本当にいいのかどうか、悩んだこともありました。

その時、

「子育てに関しては、

自分のやりたいように、好きなように

あなた達を育てて来たから、

後悔していない」

そう言っていた母の言葉を思い出しました。

子育てに正解はない

それなら、

「私がどうしたいのか決めればいいんだ…」

そう思えた瞬間、

(甘やかしすぎと言われようが、どう思われようが、息子が笑顔で安心してくれるなら毎日ランチに行ってもいいじゃない)

そう吹っ切れる事が出来たのです。

時間が経つにつれて、毎日だった付き添いが、一日おきに変わりました。

今は週に1度だけランチに付き添っています。

きっとそのうち、

「もう大丈夫だよ」

と、息子から言ってくると思います。

その時は、

「帰ってくるの待ってるよ!」

と、笑顔で送り出したいと思っています。

今日も読んで下さり、ありがとうございました。