ぼくと英語~キンダーガーテン③~

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去年の今頃。息子は、先生のおっしゃる事を半分以上、理解できていませんでした。

プリスクールは、ほとんどが「遊び」中心。それに、午前中だけでしたが、キンダーに入ると、お勉強が入ってきます。6時間も集中力が持たない!

お友達とコミュニケーションをとるにも、自分の言いたいことを伝える事ができません。

「授業で何を言ってるか分からない。お友達が話しかけてきてくれても、言ってることが分からない。だから、学校に行きたくない!!」

そんな事を毎日泣きながら言っていましたから…。

英語があるレベルに達していない生徒はESL(English as a Second Language)と言われるクラスに入る事になります。

特定された生徒は、学校からESLの案内の手紙を持ち帰り、親が承諾のサインを書いて提出をします。

授業は午前と午後の2回あり、各30分ほどです。

ESLの先生がクラスに息子を迎えに来て下さり、別室で行われます。

この時、他のクラスメイトは自分のクラスで工作をしたり、違う事をしていたそうです。

午前中は、10人ほど生徒がいたそうですが、午後のクラスは息子だけ。

ありがたい事に、マンツーマンで先生から英語を教えてもらっていました。

どんなことを習うのか、一度ESLにお邪魔したことがあります。(先生はとても優しい方で、いつでもどうぞとおっしゃって下さいました)

その時は、Pete the Cat の絵本を使っていました。

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「I love my white  shoes」の ‘white’ と’shoes’の部分を、他のもの(red, black, green / bag, clothes, pencil…)に置き換えて、色とモノの単語を覚えて、

「I love my ○○」

という文の作り方を習っていました。

他には、アルファベットを正しく書く練習をしたり、

image▲よ~く見ると、ひっかけがあります。

image▲ワードサーチの中から単語を見つけたり…

季節に合わせた本の冊子を作って、新しい単語を覚えたり

image▲天気についての単語

image▲春の季節に合わせた単語や文の冊子

imageハチが「ブンブン」飛ぶとか。ing形を使って、どういう表現を使うかなど学んでいます。

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▲こちらは冬に関する単語です

なるほど、言い回しを繰り返しながら、生活に必要な単語を一つ一つ覚えていくんだ~と。

いつも感心するのは、子供達が退屈しない様に、紙を切ったり、塗り絵や工作をしながら、楽しく言葉を学ぶ方法を取り入れている事です。

こちらは、

「I can color ○○」「The ○○ I love are」という定型文を覚えて、色塗りや言葉を書いていました。

image▲I can colorのパターンを何度も繰り返します。

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▲The ○○ I love are~も、パターンを覚えて表現を変えています。

image▲ESLでも、Phonicsを学んでいます。同じ[e]と発音する文字をまるで囲っています。

午前と午後、それぞれ30分と言う時間ですが、この積み重ねのお陰で、生活に必要なベーシックの英語が上達してきたように思えます。

ESLは、アメリカ人の子供でも[Th]の発音が出来ない場合など、人種に関係なく発音の癖を取るために受けている子たちもいるそうです。

耳の臨界期(9歳~10歳)と言われる前に、徹底して発音を覚える事はとても大切だと思います。

発音が良すぎて、何を言っているのか分からない時がありました。

文字も、耳で聞いた通りに書くので、理解できない事も良くありました。

例えば、家でバットマンの絵を描いていた時に

バットマン→「ばとまん」

バットマンの相棒「ロビン」→「らあべん」

とひらがなで書いていて、私は「らあべん」が一体何か分かりませんでした。

バットマンの絵本を読んで、初めて「らあべん」が「ロビン」だったと言う事に気づきました。

robin▲彼が「らあべん」いや、「ロビン」です(笑)

耳からそのまま英語が入るので、「何のこと?」と意味を聞いても、日本語で説明する事が難しい様でした。

息子がキンダーに入って、初めて持って帰ってきた「絵日記」がこちら。

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「APPKG」

去年は流行った、ピコ太郎の「PPAP」アッポーペンみたいですが…

「AP PKG=Apple Picking」の事です。

まだ母音がどこに入るか分かっていない状態でした。

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「Mi FaMLE Gos to HWiE」

こちらは、1か月後の日記です。少し上達した模様。

My family goes to Hawaii と伝えたかったと思うのですが、単語の書き方を知らないので、Phonicsで音をアルファベットに変換させて書いています。

綴りが間違っていても、先生は訂正をしません。

とにかく、音で覚えてそれを文字に書くことが大切なのだと思います。

息子が持ち帰るプリント類は、何を書いているのか???な時が多かったので、絵を見て伝えたいことが何かを理解していました。

綴りは間違えていても、何度も消しゴムで文字を消して書き直した跡をみると、

「息子なりに頑張ってるんだなぁ…」

と思えて、胸が熱くなりました。

今も引き続き、午前と午後のESLに行っています。

今度は息子が新しく入ってきたキンダーのお友達(メキシコ人、ロシア人)のお世話をしているそうです。

違う学年や国籍のお友達と交流できる事は、今後息子にとってもとても良い経験になると思います。

貴重な経験をさせて頂けることに感謝です^ ^

今日も読んで下さり、ありがとうございました。