読者モデルした時の後ろめたさ

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先日、シカゴ出張から帰ってきた主人から、

「最近、きれいに目覚めたみたいだから…」

と、雑誌VERYをお土産に買ってきてくれました。

「せっかく今、キレイモードに入っているのだから。そのタイミングかなと思って」

と。

どんだけ、細やかなんだ!!!

間違いなく、私より繊細

(自分の漫画やらお酒をたくさん買い込んでいたのを見ると、私に気を遣ったのかもしれないけど…)

ミネソタには日本の雑誌を置く様な、大きな書店がありません。

シカゴやロス、ニューヨークの様な大都市とはぜーんぜん違います(笑)

それで、実に2年ぶりに雑誌を読みました。

というのも、少しファッション雑誌から意図的に離れようとした時期があって…

雑誌VERYは、私にとって、ものすごーく憧れの雑誌でした。

子育て中、ママになってもキレイな人達を見て、

「私もいつか、この雑誌に出てみたいな~♡」

という思いがありました。

どちらかと言うと、目標に近かった。

その時は、純粋に憧れる気持ち

そんな事もあって、息子が生まれてからは、ファッション雑誌を読むことがリラックスの時間となって、親子でコーデしたり、メイクもファッションも、限られた時間や金額の中で自分なりに楽しんでいました。

そんな時、ちょうどVERY主催のママフェスがあったので、行ってみたい!と思って、ハガキを出して応募。

(当時大好きだった清原亜紀さんのトークライブが目的)

当選したので、妹と一緒に行ってきました。

そこで、亜紀さんも見られたし、紙面に出ていらっしゃるモデル(滝沢眞規子さん達)を間近で拝見して、

(わ~!!雑誌の方達だ~♡顔がちっちゃーい!)

と、嬉しくて小躍りしていました(笑)

なんとそこで、フラフラ・キョロキョロしていると、ライターの方に声を掛けて頂いたのです。

(もしかして、憧れの雑誌に載るかもしれない?!)

うれし~♡

と、大喜びしておりました。

それって、正直で素直な感想。

そして、後日、ライターさんから連絡が来ました。

その時流行していた、「赤リップ」特集を組む予定で、

「ご自分で持っている服のコーデをいくつか送って下さい」

と言われました。

その当時は、ファッションに興味があったので、いろんなコーデを写真にとって送りました。

10枚以上のコーデを送って、ようやくOKがでました。

そして、実際に撮影現場へ行く日となりました。

子供がまだ3歳になったばかりだったので、主人に預けて、現場まで送ってもらいました。

主人は、快くOKしてくれ、嬉しそうでした。

妻がキレイになる。雑誌に出るって、男性にとってもすごく嬉しい事なんですね。

現場に着くと、プロのメイクの方や、他の読者モデルの方がいらして、順番にメイクをしたり髪をセットして撮影に入りました。

カメラマンの方も、ライターの方も、褒め上手なんです。

心地よくしてくれて、いい笑顔を引き出してくれる。

スムーズに撮影が終わって、

「また、特集を組む時に連絡しますね~」

と、ライターさんから言われて、帰りました。

その時は、プロのメイクさんにキレイにしてもらえて、スキンケアの仕方を教えてもらい、写真を撮ってもらえて、私ってラッキー♡

そんな気持ちでした。

そして、VERYの発売日に書店へ行って、自分が乗ったページを見て

「わ~!!すごーい!!」

「上手く撮ってくれてるな~」

と。

その時も素直に嬉しかった。

そして、何度かライターさんから連絡を頂いて、ファッションやヘアメイクで度々出させていただきました。

雑誌に載せてもらえる事はすごく嬉しかったものの、

どこかで後ろめたさがあったのも事実。

だって、

「この雑誌、みんなが読むじゃん!!!」

私、実は赤リップなんてつけたこともない!!

こんなスタイル(ジーンズonジーンズ)したことない!!!

こんなファッションで公園なんて出かけないし!!!

それに、ハイブランドの服なんてほとんど持っていない…(´・ω・`) ショボーン

↑そろそろ服もネタ切れになってきた…(断捨離後)

どうしよう、みんなに「嘘ばっかり!!」って思われたら…

普段の生活と全然違うって思われたら…

(実際、全然違うし・笑)

そんな不安や焦りが出てきました。

嘘をついている後ろめたさ。

だから、出版された雑誌を見て嬉しかった半面、

誰にも言えずにいました。

(言う必要もないのだけど…)

私を見つけたお友達からは、

「雑誌に載ってたね!!すごいね~!」

と言ってくれました。

(結構みんな見てるものなんです)

それでも、心のどこかで、嘘をついている自分がいけない気がして仕方がなかった。

すると、どうなったかと言うと…

こんな雑誌、

嘘で固められた世界だ!!

と言う、ま~、本当に極端な方向へ走っていったのです。

はい、完全に八つ当たりです(笑)

そこで、ライターさんからの連絡が来ても、

「すみません、都合が悪くて…」

と、中途半端な返事をして少しづつフェードアウト。

その時の自分を振り返ってみると、

誰かに嫌われたり、嫌味を言われることが怖かった。(←妄想)

他の読者モデルさんを見ると、港区とか世田谷区とか…なんだかオシャレなお金持ちのイメージ。自分は全然違う…という、自己否定感。(←妄想)

他の読者モデルだって、きっと嘘に違いない(←妄想と八つ当たり)

挙句の果てには、「くだらない」(←八つ当たりの極み)

勝手に妄想に不安になって、自分に自信がなくなってきた。

雑誌と身の丈に合っていない自分を感じて、悲しくなった。

そう、この時もせっかく楽しい体験をさせてくれる、

チャンスを与えてくれたのに、受け取っていなかった。

今思うと、ほんとに、

なんじゃそれ~??です。

嘘だろうが何だろうが、その世界を

楽しめばよかっただけ。

なのに…

誰が、イケてないダサい普段着を見て楽しいと思うの??

素敵なものは、素敵だと素直に感じればいいだけなのに。

ファッション雑誌は、コーディネートを提案したり、宣伝するだけじゃなくて、読者に、

夢を与える

ワクワクを与える

事も、目的の一つだと思っています。

それが分かったのは、アメリカに来てから。

アメリカのファッション雑誌は9割が広告。

日本の様な丁寧で親切なコーディネートのページなど1ページもない。

実用的な服など、1ページも存在していない。

でも、素敵なドレスを身にまとっているモデルさんを見て、

「わぁ、きれいだな~♡」

そう思えれば、それでいい。

考える、と言うよりも「感じる」ページが多い。

インスピレーションみたいな…

日本の場合は、読者モデルだったり、身近なロールモデルをバンバン出してくる。

だから、夢と現実の世界が曖昧になりがち。

でも、海外雑誌は、100%モデルか女優もしくは、業界人。一般人とか出てこない(笑)

ブランドもたいていがハイブランド。

完全に、『憧れの世界』

はっきり線引きしているから、分かりやすいのです。

服を減らしたいのに、減らない方へ
服を減らしたいのに、減らない方へ
▲今着ている、手持ちの服が全部ここに 私のクローゼット、 「...

それに気づいてから、

自分を否定した上で、肯定する為に、雑誌に対して八つ当たりをしていたのだな、と分かりました。(ちょっと分かりにくい?)

で、2年ぶりに日本のファッション雑誌を読んで、

「へ~、日本ではこんなのが流行ってるんだ~」

「この色の組み合わせは、う~ん…無いな~」

「あ、これ可愛いな」

ワクワクしながらも、若干冷静になって読んでいる自分がいました。

で、他の読者モデルを見ても、どこに住んでいようが、何を身につけていようが

ただ、

「あ、これいいな♡」

と、感じるか

感じないか。

以上。

余計な思考を挟まない。

どう感じるか、だけ。

きっと、ここでも自分のマインドが変化したからだと思う。

周りの目を気にせずに、

多少汚れたって気にせずに、

着ていてワクワクする服を身に纏いたい。

そう思うようになった。

TPOも大切にして、自分の気持ちも大切にする^ ^

先日、ふと気づくと、バカンス風の恰好で息子と近所の公園へ出かけていました。↓

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こんなのも、全然アリ!

今日も読んで下さり、ありがとうございました。