海の向こうで暮らしてみたい⑨~フィンランド航空面接・後半~

interview*イメージです

「諦めたら、そこで試合終了ですよ」

そんなセリフがあったけれど、

何の手ごたえも感じないまま、帰ってきてしまった私。

安西先生

*画像お借りしています

「安西先生、すんません!」

さすがに、開き直ったものの

「もっと何かできたのに!」

と、不完全燃焼で帰ってきた悔しさが残る…。

海の向こうで暮らしてみたい⑧~フィンランド航空面接・前半~
海の向こうで暮らしてみたい⑧~フィンランド航空面接・前半~
OLをする傍ら、 気持ちは既に「飛び職」へと傾いていく… ...

一次面接の結果も、メールで通知が来ることになっていました。

諦めてはいたものの、

「もしかして…」

を、密かに願う。

何とか、CAの経験を加味してくれないかな…。

そんな一縷(いちる)の望みを期待しつつも、

やっぱダメだったらな~

あ~、もうどっちでもいいから、早く結果が知りたいっ!

仕事が手につかないじゃないか~!(←それはいつもの事)

そして、

通知が来る予定の午後、

一通のメールが入る。

「一次面接合格」

えーーーーーっ???うそでしょ?

(」゜ロ゜)」オオオオオッッッ

って、もう一度確認の為、メールを読み直す。

あ、本当に合格してる…( ゚д゚)ポカーン

誰にお礼を言っていいのか分からないけれど、

神様・仏様・面接官様

ありがとぉ~ございますぅ~(☍﹏⁰)。!

もう一度、チャンスを与えて下さった!

喜びと安堵が入り混じる中、

周りにばれない様に、

1人デスクでニヤニヤする私。

(早く仕事しろっ!)

年齢的にも、もしかしたらこれがラストチャンスかもしれない…

だから、このチャンス

絶対に逃したくない!!

二次試験は、水泳テスト。

25Mをノンストップで泳げるかをチェックされます。

因みに、ノンストップは潜水ではありません(←選手以外無理…)

もちろん息つぎOK、ご安心を。

それから、水着審査は含まれていません(←どんなコンセプトだ)

コンテストじゃないから、ご安心を。

もし含まれていたら、その時点で私はアウトです…。

それにしても、実際に泳げるかを見るなんて…

身長測定もそうだけど、フィンランド航空って、

自己申告に厳しい会社なのね…

さすがにビキニはないだろうと思い、一次試験通過後、わざわざスポーツ水着を買いに走りましたよ。(3月でしたから、あまり売り場に無くて焦った…)

ゴーグル、水泳キャップも持参。

こういう時はね、

やる気だけは見せておこう!

まるでバタフライでも泳ぐかの様に、

華麗な逆三角形の背中を見せながらのストレッチ。(残念ながら、前はお見せできない)

すると、担当の方が

「あの〜、別に顔をつけなくても、向こうまで泳げれば良いですから…」

と、声をかけて下さった。

「メイクされていますしね…(^_^;)」

え、えー!そうなの??

なんか、すごい恥ずかしい…

勝手にやる気見せてたし…

メイクの事まで考えて下さったなんて…。

なんてお優しい…。

それにしても、フィンランド航空。

厳しいのか、優しいのか

一体、どっちなんだー!!!

そして、水泳テストは水に顔をつけることなく、平泳ぎで難なくクリア。

実はバタフライ、できないけどね。

キャップもゴーグルも不要でしたわ…。

次はいよいよ、最終面接。

既に一次面接でやらかしてる私は、

ここまで来たら、

「完全燃焼」

もしくは、

「玉砕」

ジョーの様に、「真っ白」になって帰る事が自分に課したミッションでした。

(玉砕:玉のように美しくくだけ散ること。全力で戦い、名誉・忠節を守って潔く死ぬこと←文字にすると怖いw( ̄Д ̄;)w)

最終面接は、日本語と英語での個別面接。

今回は、前職での経験を踏まえた、突っ込んだ質問が来るだろうな…。と予想していました。

けれど、何を聞かれるのかも分からないし、下手に準備すると、またトンチンカンな事を言ってしまいそうなので、自然体でいこう、正直に答えよう、と。(前回もバカが付くほど正直だったけども…)

そして、最終面接当日。

名前を呼ばれて、「はい!」と返事をして部屋へ入る。

簡単に自己紹介をして、椅子に腰かけました。

今回は、面接官の方々の表情を見られる余裕があるし、

笑顔や話し方次第で、部屋のピリっとした空気も少しは和やかになれるかも…。

緊張はするけれど、

個別面接の方が、ずっといい。

そして、いくつかの質問に答えました。(物忘れ激しい割に、今でも覚えている)

ー今は事務職をされていますが、どうしてまたCAに戻りたいと思ったのですか?-

私:一度CAから離れて、やはり私はパソコンより、人と接する事に喜びを感じると分かりました。限られた飛行機と言う空間とフライト時間の中で、お客様が安心して、また喜んでもらえるサービスをこれまでの経験を踏まえつつ、私なりに考えて提供していきたいと思っています。

ーあなたは以前シンガポール航空でCAの経験がありますが、もし、同期となる方に未経験者が入った場合どうしますか?ー

私:CAの経験はありますが、フィンランドとシンガポールは風土や文化も全く異なります。もう一度初心に戻って、皆と一緒に一から学んでいきたいと思っています。そして、自分に何かできることがあれば、未経験の方の力になりたいと思っています。

【こちらは、英語で聞かれた質問】

ーシンガポール航空で働いていて、一番困ったことは何ですか?ー

私:お客様より、クルーとのコミュニケーションが難しいと感じました。日本とシンガポールの常識の違いから、日本のお客様が求める高いサービスをどうやってシンガポール人クルーに伝えるか、日本文化について理解してもらうか。毎回違うクルーとフライトするので、それを受け入れてくれる人もいれば、規定通りを良しとして、なかなか理解してくれないクルーもいたので、そこが大変でした。

ーもしお客様から、自分の納得の行かない苦情を受けた場合、どうしますか?ー

私:お客様が第一と考えています。ですから、自分が納得いかなくても徹底して謝り、何らかの方法を考えます。

全ての質疑応答が終了し、一礼して部屋を後にする…。

 

(〃´o`)=3 フゥー

今回は、自分なりにすべての質問に誠意をもって答えることができた。

穏やかな雰囲気で、会話をするようにリラックスできたし、

さあ!帰ろう!!

前回果たせなかった、大阪観光をして帰るつもりだったけれど、

早く家に帰りたくなった。

「できるだけのことはやったよ!」

って、両親に報告したくて。

だから、今回も直帰。

でも、一時面接の時とは違って、清々しい気持ちで。

結果はどうであれ、ね…(^_^;)

Mission complete

帰る途中、

ふと空を見上げると、

そこには、真っすぐに伸びた飛行機雲が浮かんでいた。

また、あの中で働けますように!

飛行機雲

つづく

今日も読んで下さり、ありがとうございました。