海の向こうで暮らしてみたい⑥~華のOL編~

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シンガポールでの5年間の生活を終え、

地元、愛知に戻ってきました。

両親と住むのは9年ぶり。

海の向こうで暮らしてみたい⑤~シンガポール航空2~
海の向こうで暮らしてみたい⑤~シンガポール航空2~
前回の続きになります。 小さい頃からの夢。 それはキャビンアテン...

毎日、夜に眠る事ができて、朝日と共に目が覚める。

バランスの取れた食事をとる事が出来る。

嗚呼、なんて幸せなんだろう…

人間にとって一番大切な生活サイクル。

それを、久しぶりに取り戻すことが出来ました。

両親は、「せっかく帰ってきたのだから、ゆっくりしていたら?」と言ってくれました。

しかし、じっとしていられない性格。

1、2か月のんびりしているだけで、体がムズムズしてきます。

あー、仕事したいな〜!!って。

買い物や旅行は、確かに楽しいです。

けれど、そんな生活を続けていると、頭の中が麻痺してくる。

貯金もどんどん減ってくる。

自分にとって、意義のあるお金の使い方ならいいけれど、ただ「楽しい!」だけで使うお金は、精神的にいつまでも満足できない…

ということで、

働くための準備開始~!

  • 日本の一般常識を学びたい
  • OLをやりたい
  • 仕事がデキると言われる人達を見てみたい

以上を、働く条件に。

実家から通う事が出来るので、家賃・生活費がかからない為、

お給料に関しては一切無視。

但し、毎月食費分(3万円)は、家に入れることを約束していました。(そのお金は、いつかの私の結婚資金の一部に貯めてくれていました)

地元に帰ってきたので、トヨタ自動車の本社で働いてみたいと思っていました。

そこなら、自分の働く条件がぴったり当てはまる。

社会勉強の一環として働きたかったので、雇用形態にはこだわりませんでした。

早速、派遣会社に登録して、トヨタ自動車の海外事業関連の部で働くことになりました。

夢のOL生活がスタート✨

電車通勤ですら、ちょっと嬉しい。(田舎なので、駅まで車で15分走らねばならないが…)

毎日好きな洋服を着て、パソコンをカチャカチャする事も楽しい。

仲のいい友達が出来て、社食で女子トーク盛り上がる。

けれど…

仕事が全然できない~( ̄▽ ̄;)!!

同じ部署の、5歳年下の可愛い女の子から仕事内容を教えてもらいました。

グループの予算管理、秘書業務、合弁会社との連携、出張の手配・経費管理、技術部との部品管理の連携、来客時の接待の手配、ビデオ会議の設置、その他雑用…

あら~、こんな細かいことまで??

大雑把な私には、「これって必要?」と言う事がたくさんありましたが、会社のルールなので、とりあえず従います。

直属の上司は、これまた頭がキレて、仕事に厳しい方でした。

英語はもちろん完璧。仕事を終わらせるのが早い。機知に富んだユーモアのあるギャグ(おやじギャグではない)をさらっと挟んでくる。

その上司の秘書業務も、私の仕事の一環でしたが、全く不要でした。

全て、ご自分で管理されていましたから…。

むしろ、私が秘書欲しいわ…

(↑って、オイ!)

要領が悪く、手際も悪いので、上司に叱られた事も多々ありました。

けれど、それは自分の責任なので、お叱りを受けて当然です。

「以後気を付けます!」という返事だけはいいけれど、また違う失敗を繰り返してしまう…。

そのうち、仕事が出来ない、不甲斐ない自分に嫌気がさしてきてしまいました。

「何でこんな事も出来ないのだろう…」と。

悔しくて、いつの間にか、涙が流れる。

こっそり、会議室で涙を拭く。

そんな日もありました。

これまで働いてきて、こんな気持ちになった事はありませんでした。

学生時代以来の、悔し涙…。

そもそも、日本語なのに、飛び交う言葉が理解できない。

ビジネス文書の書き方が分からず、レター1枚まともに書けない。

「ご査収いただきたく」って何ですか?

「打ち出しといて〜」って何のこと?

「変なボタン触って、パソコン画面が急に小さくなってしまいました!!」

((ヽ(゚〇゚;)オロオロ(;゚〇゚)ノ))

など…

はい、お仕事以前の問題です。

私のせいで、仕事が増える上司。

その節は、ご迷惑おかけしました…。

私にできる事は、とにかく明るく、笑顔だけは絶やさない。だけ。

と言うか…、

そもそも、その職場に笑顔って必要???

いいえ、あまり必要でも有りません。

という程、みなさん黙々とお仕事されていました。

女性の方も、男性に交じりながら、自分の仕事をバリバリこなしている。

まだまだ、私より若いのに、

結婚して、子供もいるのに…

数字も把握しているし、意見も言う。

そんな彼女たちを、尊敬のまなざしで見つめる私。

(明らかに、私とは違う人種だ…)

私の性格を、早々に分かっていた上司は、

海外からのお客様がいらした時のセッティング、接待、文書作成などを任せて下さいました。

はやり、仕事ができる人は、その人に合う仕事を与えるのが上手なのだな、と。

次第に、パソコンでの作業もできるようになりました。

トヨタ用語も理解できるようになりました。

けれど、やはり

私がいるべき場所ではないな…

と言う事も感じ始めました。

なぜなら、

自分の長所が全く生かせていない!

出来なかった事が、出来るようになる喜びはありました。

けれど、その仕事は私じゃなくてもいい。

数字を見て、ヒーヒー言っている私より、きっちり予算管理をする事に、喜びを感じる人が向いている。

その方が、会社にとっても有益なはず。

そう思い始めた時、

別の仕事を、リサーチし始めている自分がいました。

トヨタ自動車で働いて、半年たった頃でした。

また続きを書いていきます^ ^

海の向こうで暮らしてみたい⑦~リクルーティング編~
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トヨタ自動車でのOL生活を、半年続けているうちに感じた 「仕事への違和...

今日も読んで下さり、ありがとうございました。