海の向こうで暮らしてみたい⑱~モデルへの道~

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今日、お仕事の面接へ行ってきました。

オンラインショッピング関連のモデル業務です。

初めて行く場所は、30分前の到着を見込んで家を出ます。

オフィスの受付につくと、さすがに誰もいない…

しばらく待っていると、

玄関から、どこからどう見ても

「モデルさんだ!」

と思えるような、美しい女性がやって来た。

顔が小さく、まるでお人形さんの様。

お尻もキュッと上がっていて足も長く

つい、(きれいだな~)と見惚れてしまいました。

声を掛けると、彼女も一緒の面接を受けるモデルさん。

しかも、聞くと2児のママさんだという!!

えッ、マジですか?!

思わず、どんなエクササイズをして、その美しさを保っているのか聞きたくなってしまった。

(いかん、いかん。初対面でそんなつっこんだ質問をしてはいけない)

と、思い

「あなたはとっても美しくてゴージャスだわ!」

とだけ伝えた。

彼女と一緒に待っていると、他に2名の女性がやって来た。

1人はモデルを半年経験していて、もう一人は子供の時からデビューしている方だった。

私は、日本では身長が高い方だけど、ここに来たら普通サイズ。

身長はそう変わらないはずなのに…

なんなんだ???

この、足の長さの差は!!

座高だけは負けないが、そんな事で勝ちたくもない(涙)

面接の時間になるまで、4人で世間話をした。

と言っても、私は笑顔で彼女たちの話に耳を傾けて頷く程度。

そこで、彼女たちの表情などを観察していると、一つ共通している事に気づいた。

それは、

「目の美しさ」

「目は口程に物を言う」

ということわざがある様に、

その人の目を見れば、その人がどんな人でどんなことを考えているのかが何となく分かるもの。

大きさや形と言うよりも、

その瞳からあふれ出る

「優しさや力強さ、無邪気さ」

そんな事が伝わってきた。

子供の目はみんなキラキラしている。

好奇心に溢れていて、全く曇っていない。

それに近いかもしれない。

そんな事を考えていると、担当の方が来て、一人づつ名前を呼ばれて面接が始まった。

ガラス越しに、面接をしている様子が見えた。

私は一番最後だった。

ここで感じた事は、

生まれ持った外見(骨格)は、そう簡単には変える事が出来ない。

彼女たちの様なパーフェクトボディーには適わないのならば、

私が伝えられる「私らしさ」って何だろう…

待っている間、そんな事を考えていた。

担当の女性に呼ばれて、部屋の中に入った。

自己紹介をして、

「あなたの事を少し聞かせて」

と言われたので、今までの仕事や、モデルの経験、家族の事を少し話した。

他の方は、誰もレジュメを出した様子は無かったけれど、写真とレジュメを用意していたのでそれらを渡した。

もしかしたら、仕事の内容や担当の名前などを話すかもしれない。その時にメモをしようと思って、ノートを広げた。

お仕事を頂けるかどうかは分からないけれど、それだけで既にお仕事を一緒にしているかの様な一体感になる。

「なんちゃってミーティング」だ。もうそれだけで楽しい。

彼女が仕事内容について話をして、私が頷きながらメモをしていると、

「あなたの手とネイルはとてもきれいにケアされているわね」

「肌の色も、健康的でいい」

と言っていただけた。

今まで、手や肌の色など褒められた事は一度もなかったので驚いた。

数日前、ネイルサロンに行っておいて良かった…。

メモしていた手を、ちゃんと見ていたのだった。

日本では色白が良しとされているけれど、こちらは

色よりも、健康的な、ハリのある肌をしているか

と言う事を重点的に見る様だった。

私は、白人の様に、真っ白な透き通る肌にはなれない。

他のモデルさんの様に、スラリと長い脚ではない。

生まれ持った、自分自身の体型や肌質を活かすには

常に保湿ケアをして、ネイルサロンに通ったり、

日々の食事のバランスに気をつけながら、どこをどう引き締めたら綺麗な体に見えるのか、鏡でチェックしてエクササイズを続ける。

そんな、毎日のケアや努力を積み重ねていく方法以外ないと感じた。

まさに、

「美は1日にしてならず」

なのだな、と。

最後に、「何か質問はありますか?」

と聞かれて、一つ興味を持っていたことを聞いた。

私がレジュメと一緒に持ってきた写真は、以前自分で撮っていたナチュラルメイクの写真だった。

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その写真と、事前にエージェントから送られてきた「ポカホンタス風」メイクの写真を見せて、

chiho model

「日本人が思い描く「美」と、ここで求められる「美」には違いがあるように思います。

モデルとして、ここで認めてもらえる為には、何をしたらいいのですか?どんなメイクが良いのですか?」

と、仕事とは全く違うのだけど…そんな事を聞いた。

これは、日本人には分からない事だからだ。

外国人にとって、何が(アジア人に対する)「美」と感じるのか知りたかった。

すると彼女は、

「私は、このナチュラルなメイクの方が素敵だと思う。けれど、その時々で必要とされるメイクは変わるし、その時はプロがしてくれるから、何もあなたが心配することないわよ」

と言われた。

そうか…

「美しさ」は、ひとくくりにできないものなんだ!

メイクはその人を美しくする一つの方法ではあるけれど、

美しさとは、その人が持っている、雰囲気だったり、オーラだったりするのかもしれないな…。

確かに、先ほどいた3名の女性もそれぞれ違う外見、雰囲気を持っていた。

それぞれの外見を含めた個性が仕事にフィットしているかどうかなのだと。

けれど、その仕事にフィットできるかどうかは、日ごろのケアや努力はもちろんのこと、いつでも気持ちが前向きで

曇りない瞳

であることは、必要不可欠に感じた。

その面接官2人の女性の瞳は、とても美しく

見ているだけで吸い込まれそうになった。

(ああ、私はこういう方達と一緒にお仕事してみたいな)

そう思った。

ご縁があって、お仕事に繋がるといいけれど…

今日の結果は、まだどうなるか分からない。

けれど、確かに得るものがあった。

「何事も、曇りない瞳で、私らしい美しさを追求していく事」

それが、何より大切なのだと。

今日も読んで下さり、ありがとうございました。