ド派手にズッコケていい!

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先週の土曜日、主人に連れられて「Monster Jam」というショーを見に行きました。

主人には申し訳ないのですが、車にも、そういうド派手ショーにも全く興味がなかった私。

あまり乗り気でないまま、今年9月にオープンしたばかりのUSBank Studiumへ足を運びました。

始まる直前に爆音に備え、耳栓を用意。

大人(特にお父さん達)も子供もすでに大興奮。

熱気に包まれたスタジアムの空気の中で、

「これから一体どんなショーが始まるのか?」

少しづつ高まる期待と共に、モンスタートラックが爆音を立てながら登場しました。

前半は2台づつでラップタイムを競い合うレース。

子供には少々退屈した様で

「もう帰りたい~」

と言い始める息子。

先週金曜日から遊びに来ていた義父母も、時差ボケもあり、爆音の中で、居眠りを始めました…(笑)

(ま、こんなもんか~)

と、主人とビールをシェアし、ナチョスをつまんでいるうちに、後半のフリースタイルの競技が始まりました。

2分と言う限られた制限時間の中で、障害物をハイジャンプしたり、ウイリー(前輪を挙げたまま走る)したり・・・

まさに、これこそドライバーの腕の見せ所。

高度な運転技術と、絶妙なバランス感覚。

既にボロボロになったモンスタートラックで、命の危険すら感じさせる程のフリースタイルに賭ける意気込みが、土埃の舞うスタジアムからストレートに伝わってきました。

トラックの破損状況も考慮しなくてはいけないけれど、

ボロボロになっても、

「これでもかーーーーっ!!!」

と言うような爆音をとどろかせ、ジャンプ台へ突っ込んでいく。

思いっきり高くジャンプして、ド派手にズッコケて起き上がれなくなって、牽引車で引っ張られる・・・

そんなシーンですら大盛り上がり。

むしろ、失敗がパフォーマンスの一部になる。

そして、ひっくり返って、(もうダメか・・・)と思っている時に、そのままタイヤを回転し続け、起き上がった時の感動と言ったら!!

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失敗からの、まさかの逆転劇に、スタジアム中の観客が総立ちしてドライバーへ熱い拍手喝さいを送る。

誰も予想しなかったことが起きたことへの喜びと、皆が一つになった感覚に鳥肌が立ちました。

ここでは、無難に平均点を取る様な演技は誰も期待していない。

そんな演技は誰の印象にも残らない。

「失敗してもいいから、この高い壁を思い切り飛び越えてもらいたい!」

観客皆がそう願っている。

百戦錬磨のドライバー達は、その思いに応えるべく、2分間に全身全霊をかけて、自分の得意技を、

見せるのではなく、

「魅せる」演技を披露する。

「パフォーマーなのだから、それは当たり前」

そう言ってしまえばそうかもしれない。

けれど、

上手に、綺麗に生きるより、

派手にズッコケたり、起き上がったり、時々ボロボロになったり、

本人にとって失敗だと思っていたことでも、

本気でトライしたなら

認めてくれる人もいるし、

応援してくれるし、

メンテナンスだってしてくれる。

そう思えると、

初めの一歩が踏み出しやすいものになる

そう感じました。

結局、全く興味のなかった私が、誰よりも大興奮していました(笑)

食わず嫌いはダメですね。

いろんな所に教科書ってあるなぁ…そう思いました。

そんなチャンスを与えてくれた主人に感謝です。

今日も読んで下さり、ありがとうございました。